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加藤としゆき
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recipe──チューボー加藤ですよ!
中華風肉巻き卵─04


パーティのいろどりに最適です。
類似料理にスコッチエッグがありますが、八角の香りが中華を意識させます。
豪華さの割りに手間がかかりません。では簡単に作りましょう。


 料理には熱いものと温かいもの、そして常温のものと冷たいものがあります。熱いものは、「アツ、アチチ」といいながら食べるもので、料理を出すタイミングが難しく、パーティには向きません。その点常温のものは、作り置きできるので便利です。
 今回の肉巻き卵は遠い昔(約40年ほど前)義理のおばが作ってくれたものを、自己流に再現したものです。はじめて再現した頃、子供たちはまだ小さく、食べ難さもあってか、評判が今ひとつでした。
 最近、事務所で作ったところ「あっ、爆弾や」といって、つかんだ人がおりましたが、形が手りゅう弾に似ていることから、そんな呼び名があるのかも知れません。
 肉は牛肉です。霜降りの高価なものより、赤身の方がいいでしょう。霜降りだと煮込んだときに脂が融けだし、分量が減少します。一言でいえばもったいないのです。形状はスライスでなければ、うまく卵に巻けません。時間があれば、切り落としなど安いものをつかえば経済的ですが、パッチワークの自信がなければ、普通のスライスにしましょう。安い肉を使えるのがうれしいところです。
 盛り付けは、二つ割にして並べますから、黄色、白、茶色とたいへんカラフルです。今回はトマトとパセリをあわせます。赤と緑が加わりますから、五色です。
 卵のゆで方は慣れないと失敗してしまいます。殻がうまくむけない、黄身が偏っているなど意外とストレスを感じます。つまりゆでるのは簡単ですが、上手にゆでるのが難しいのです。コツは早めに冷蔵庫から出しておき、常温にしておくこと。水からゆでること。65℃近くに温度が上昇したら、ゆっくりとかき混ぜながら、卵の姿勢を変えていくこと。(卵の凝固は白身と黄身では違いがあります。白身は65℃付近で凝固を開始しますが、完全に硬くなるのは70℃付近です。黄身は68℃付近ですから、白身が凝固をはじめた時点でゆっくりと動かしてやれば、黄身がほぼ真ん中に位置し、この状況で黄身、白身の順で凝固してくれればいいのです。)ゆで上がったなら、さっと氷水につけること。といったところでしょうか。
 65℃なんて正確には分かりませんから、温度計を使いましょう。料理用温度計はてんぷらやロースト用の高温用(100℃〜300℃)が普通です。低温用は温泉卵を作る以外に使うことはないでしょう。理科の実験用があればいいのですが、私は指を使います。湯気が出始めてからさっと指で湯面をなでて見ます。やや熱いなあと感じたら45℃近くです。刺すような熱さだと60℃を超えています。これではやけどしますから危険です。やや熱い段階から1〜2分たてば60℃近くと考えています。
 理科の実験で思い出しましたが、各種のビーカーを用意しておくと便利です。調味料用には50ccと100ccが便利です。スープの計量には300ccあるいは500ccが便利です。
 左記は大体5人分の材料です。例によって分量は余り気にしなくていいのですが、牛肉を増やすとボリューム感がでます。
材料と下ごしらえ

1) 卵は普通のもの、サイズはMです。ゆで方は前書きを参考にしてください。
2) 牛肉は赤身スライスです。これも前書きを参考にしてください。卵一個につき50g以上用意します。あらかじめ胡椒を振っておきます。
3) トマトは縦方向に八つ割に切っておきます。
4) パセリはよく洗って、水気をきり、飾り用に。
5) ビーフ味コンソメキューブを約1000ccの水に溶かします。
6) 調味料は目安ですが、煮汁は煮詰めてソースにしますので、入れすぎると濃くなってしまいます。
7) 八角は中華料理ではよく使います。とくに肉料理には欠かせないものです。
手順
1) ゆで卵を常温にします。表面の水分をふき取ります。左手にゆで卵を持ち、広げたスライス肉をゆで卵に巻きつけていきます。満遍なく肉は少なくとも二重になるようにします。一個あたりスライス二枚分を目安にします。あらかじめ肉の枚数を数えておきましょう。自信がなければ多めに買っておき、余った分は後日肉じゃがなどに使います。おにぎりを握る要領で固めます。固まったところで、料理糸で軽く巻いておきます。
2) スープを鍋にかけ、調味料を入れ、沸かします。
3) 沸いたところで肉まき卵をやさしく入れ、中火にします。肉の色が変わるよう箸で動かし、表面のあくを取り除きます。
4) 落し蓋を用意し(無ければアルミホイルで代用品を作ります。)、弱火で20〜30分煮込みます。(煮込み時間は、牛肉に火が入ればいいわけですから、後は好みです。長ければ肉質が弾力を失っていきます。ゴムの感触が好ければ短く、口中で崩れる感じがよければ長く、それでも1時間以上はムダです。卵に味をしみ込ませたいときは40℃〜50℃で長時間置きます。)
5) 火を消し全体が常温になるまでそのまま放置します。(できれば30分以上、常温で味をしみこませます)
6) 常温になったところで取り出し、糸をはずし、縦に二つ割に切ります。
7) 味をみながら煮汁を煮詰めます。
8) 煮汁は冷やしてソースにします。
追加説明
1) 写真は3人前の盛り付けです。
2) 煮汁にゼラチンを加えて冷やし、サイコロ状に切って添えてもきれいです。
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民主党参議員比例区第3総支部