2004年10月6日
加藤敏幸──民主党・新緑風会の加藤でございます。 質問に当たり、冒頭、8月9日に発生いたしました美浜発電所第三号機の事故で亡くなられました5名の方の御冥福を心からお祈り申しますとともに、併せて、重軽傷を負われました方々の一日も早い回復を心よりお祈りいたしたいと思います。 さて、今回の美浜発電所三号機の配管破損事故は、原子力発電所内で起きた事故といたしましては11名の死傷者を出すという極めて深刻なものでした。もちろん二次系配管の破損ということで、放射線漏れなどの重大事故には至りませんでしたが、この事故は単なる配管破損による労働災害という次元にとどまらず、今後の原子力発電安全対策上多くの課題を投げ掛け、国民も原子力発電に対して改めて不安を感じたのではないか、と思います。 したがいまして、今後、再発防止に向けた適切な対応がされない限り、原子力発電そのものに対する国民の信頼が損なわれる可能性も出てくる。それだけ重大な事故となったわけでありますが、事故原因の究明と再発防止、また労働災害から労働者の命と健康を守っていくという視点を含めながら、順次、御質問をしていきたいと思います。 まず、中間報告を受けての大臣並びに関西電力藤社長の所見をお伺いしたいと思っておりましたけれども、冒頭に御発言がございましたので、このことは省略させていただきたいと思います。