本日(12月19日)に第165臨時国会が閉会しました。今国会は9月26日に開会され、4日間延長されて会期は85日間となりましたが、「教育基本法改正案」「防衛省昇格法案」など重要法案が審議されました。とくに国会終盤にかけ、衆議院での圧倒的多数を背景とした与党は一段と強硬姿勢を強め、野党側も厳しい対応を迫られることになりました。私は、参議院の議院運営委員会の理事として、また民主党・新緑風会の国会対策委員長代理として、党内の一致した対応を確立しつつ、与党との折衝を重ね、与えられた職責を全うすべく全力を尽くしました。
最大の法案であった「教育基本法改正案」は、提出した民主党対案への理解を広く訴える中での論争となりましたが、残念ながら世論の関心も大きく高まらず、結局は衆議院での単独採決、参議院での審議打ち止め強行採決という与党側の横暴を許すことになりました。それでも、いじめ・自殺問題や未履修問題が大きく浮上したことで民主党の「日本教育基本法案」に対する関心も徐々に高まり、国会での民主党議員による質問や答弁も注目されるようになったことは一つの成果であったと思います。
他の法案においても、たとえば貸金業の「グレーゾーン金利」撤廃問題のように、世論の高まりの中で政府の譲歩を勝ち取った事例もあります。これらの成果はありますが、やはり限界があり、国会で多数を確保しなければ、何とも難しい状況から抜け出すことはできません。
来年の夏の参議院選挙は政権を獲得するために大事なステップです。参議院での与党の過半数割れ、もしくは与野党伯仲状態を作れば、与党の意思が一方的に働く法案はまず成立しないことになります。
選挙区、とくに1人区での結果が勝敗を分かつものとなりますが、比例区の勝敗も与党を過半数割れに追い込む大きな要素となります。同僚議員の若林議員をはじめ多くの現職議員、新人候補者の健闘を心から期待します。
年が明けますと1月中旬から次期通常国会が始まります。今度の国会は政府予算案の審議が行われますし、国際情勢も大きく揺らぎつつあります。通常国会は、まさに与野党を日本の政治の命運をかけて激突する場となります。国会運営において政府・与党を追い込むことが、その後の地方選挙や国政選挙にも大きく影響していきます。
さらに気を引き締めて頑張っていきたいと思います。 |