研究会の由来
本研究会は元参議院議員加藤敏幸の議員退任後の政治活動を支える政治団体として2016年8月に設立された。2004年7月から2016年7月の間は加藤としゆき後援会ならびに民主党(現民進党)参議院比例第3総支部が議員活動の主体組織として主要な役割を担ってきたがいずれも2016年8月には活動終息を確認し2017年3月団体解散の運びとなった。
議員退任後の活動について関係者の意見を総合した結果、12年間の議員活動の実績を有効活用する方向での要請ならびに政治と労働の両分野に存する諸課題の解明あるいは処方また調整など現下の状況において非議員ではあるが少しくその知見や洞察が必要とされるのではないかとの声を受け、しかるべく活動団体として設立された。
団体設立後その具体活動について役員を中心に議論を進めた結果、主には研究会主催の講演会を活動の主軸とし、広報手段としては自前のホームページを中心とする方向で準備を進め各位のご尽力により2017年5月ホームページの開設となった。
設立の経緯から研究会の主たるテーマは労働と雇用、社会保障を中心とする政策、政治と労働の関わりのあり方、労働組合の政治への関与などであるが、当然政治・経済初め外交、安全保障、生活関連項目など時宜を得たテーマも関係者の関心と要請により取り上げうることは想定される。
また調査・研究にとどまらず各界・団体との交流を通じていわゆる時代の声を受け止めながら明日の在り様を提言することも重要な活動である。
小さな政治団体としての研究会であるが、加藤としゆき後援会の厚意を大切に小粒でもピリリと辛い活動を目指す。
なお一の橋政策研究会との名称は研究会の連絡事務所の在る一の橋が連合結成に至る歴史の重要拠点のひとつであり、また加藤敏幸の政治感覚が醸成された地のひとつである故に採用した。