研究会抄録

ウェブ鼎談シリーズ第(14回)「戦後の労働運動に学ぶ」

ウェブ鼎談シリーズ第(14回)「戦後の労働運動に学ぶ」

講師:仁田道夫氏、石原康則氏

場所:三菱電機労働組合応接室

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発言広場

【遅牛早牛】 時事雑考「2021都議選の結果から今後の政局、総選挙を占う」

◇ 7月4日には都議選の結果を受けさまざまなコメントが賑々しくでまわっているが残念ながらすべてに目を通すことはできないでいる。しかし何かしら潮目が変わる予感もある。例によって妄想的感想を中心に総選挙までの政局に注目しながら雑考をつづる。長引く閉じこもり生活の憂鬱がランラランと解消すればいいのだが。

都議選を最後につかんだ小池知事が奏でるメロディーに注目

◇ 「どこも勝っていない、勝者なき選挙結果」といういい方は勝手なものだと思うが、獲得議席一覧をながめればたしかに平凡な結果である。

 さまざまな「予想」が断続的に披露されてきたが、今回は小池知事の入院報道直後に「都民ファースト有利」と機敏に修正した予想者が高率的中の栄誉に輝き、それを無視した者は大きく外したといえる。

 2017年の都議選では都民ファーストがいきなりの第一党となる大躍進を遂げ小池知事も騎虎の勢いで10月の総選挙に希望の党で臨んだいわゆる小池劇場の記憶が生々しい。そこで、小池氏の影響を肯定的に受けとめる立場と否定的に受けとめる立場の違いが今回の情勢急変にたいする対応つまりグラブさばきに影響を与えたと思われる。親小池と反小池に分かれる独特の政界感情が漂うこの空気感がここ何ヶ月かのわが国の政局の主旋律(メロディー)になるかもしれない。「なる」と断言してもいいのであるが露骨に嫌な顔をされる方々がおられるのでここは忖度的に「かもしれない」と一呼吸おいてみた。しかし事態の重大さは、嫌な顔をされる方々のほうがよりわかっておられるはずで、ひと言でいえば小池劇場はまだ完結していないという不発弾状況こそがこれからの何ヶ月間の政局そのものではなかろうか。

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