研究会抄録

ウェブ鼎談シリーズ第(14回)「戦後の労働運動に学ぶ」

ウェブ鼎談シリーズ第(14回)「戦後の労働運動に学ぶ」

講師:仁田道夫氏、石原康則氏

場所:三菱電機労働組合応接室

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発言広場

【遅牛早牛】 時事雑考「年内解散総選挙は凶、政界再編は吉、政界再編解散総選挙は大吉」

線状降水帯に襲われているキシダ政権

◇ ここのところ週末になると雨が降る。あるいは台風に襲われる。9月は休日もおおくかっこうの行楽月であるが、宿泊先で閉じこめられる、あるいは交通の乱れで帰れなくなるなど、むしろ不向きではないかと思う。いっそのこと敬老の日を10月に移すとか。しかし、10月は10月で、大型台風があばれるだろうから同じことか、まあ思いつきはいつも竜頭蛇尾である。

 竜頭蛇尾といえば、強運と思われていたキシダ政権がきしみはじめた。直近の支持率のきつい低下は「国葬(儀)」と「旧統一教会問題」が原因だといわれている。まあそうではあるが、それだけではないだろう。たとえば、何もしなければ良かったのに、意を決すると裏目がでる、岸田さんにはそういう質(たち)があるのかもしれない。という話はよこにおき、不支持率が頭をもちあげている真の原因は物価上昇だと思う。与党はことの深刻さにまだ気づいていないようであるが、物価上昇は倒閣の下地をかためるものである。

◇ たとえば、週に4回は買いだしにでかけている炊事人の感覚でいえば、子育て家計の負担は千円札単位でふえている。そこで問題は、この負担をうめられない家庭がふえていることで、さらに悪化すると思われる。にもかかわらず、メディアは「国葬(儀)」と「旧統一教会問題」をピン止めしている。また「ウクライナ」が定番化し、くわえて「英女王の国葬」がスポット的に注目をあつめ、かんじんな「わたしたちの苦しい生活」が置きざりになったのが、9月のメディアであった。

 さすがに「国葬(儀)」騒ぎは27日でいったんおわるが、「旧統一教会問題」は核心をはずしたままダラダラとつづくだろう。キシダ政権にとってぬかるみはつづく。

 一日もはやく「わたしたちの苦しい生活」への対策をうちださなければならないのに、国会開会をおくらせたのは不誠実であると、とくに低所得層はうけとめている。誠実そうだと思っていたのに、ほんとうは不誠実なんだ、という評価がキシダ政権の憂うつの原因であろう。

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