遅牛早牛
時事雑考「国会が始まる!国会に専念せよ、国民民主党」
応援団だからいわせてもらいますが、政治に専念されたらどうでしょうか。大きなかたまりを作るために、いろいろご苦労されてきたと思いますが、来週からは通常国会が始まります。大型補正予算に来年度予算。大判振る舞いともいえる金額です。1000兆円を超える借金を抱えるわが国、大丈夫でしょうか。多くの国民は心配しています。また、生活の実態はどうでしょうか。子供の貧困は改善されたのでしょうか。米中通商摩擦の影響は、今年の景気、特にオリパラ後大丈夫でしょうか。ほかにも、外交関係も山のように課題があります。
このような大切な国会審議を前に準備はできましたか。安倍首相は何かと逃げているようですが、与野党協力して国民のための国会審議をお願いいたします。
だから、国会が始まってから合流話とか自分たちの身の振り方を延々と議論するのは、雑音にしか聞こえません。また、自分の意に沿わないからといって、規定を盾に議員総会を求めるのは、手前勝手な理屈ではないでしょうか。私たちは、党のために議員を選んだのではありません。国会を構成するための議員を選んだのです。だから、国会が始まる20日からは、予算、法案審議をはじめ政治の本題に専念してください。
いろいろな方に声をかけた応援団には、応援団としての責任があります。この問題は代表に一任したのではありませんか。民主党時代からの悪い癖が残っているようですが、わがままのいいたい放題が通るようでは、党を信頼することは難しいです。国会審議に集中してください。合流問題は、国会が山を越えてからでも遅くないでしょう。さらに、最近支持者の声を聴いていますか。せっかくの合同会派です。国政審査の成果を示してください。
有権者の関心が低いのは、それよりもやることがあるだろうと思っているからです。また、国民よりも自分の選挙が心配、自分のことが心配なんだと有権者は受け止めています。
最近では気候変動がひどい災害を引き起こし多くの人々が苦しんでいます。今年の台風を心配しています。そんな思いも引き受け、ぜひ実りある国会活動をお願いいたします。
追って、もう声をかけても誰も振り向いてくれません。応援団はいま寂しい気持ちでいっぱいです。
加藤敏幸
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