遅牛早牛
希望を創るのはあなた達ではないか!
「あなた明日が見えますか」と流れる演歌を聞きながら、明日が見えれば苦労はない。と盃を傾ける日があった。「労働戦線統一、出来るわけないだろう」と半ば嘲笑を含みながら先輩たちが話す。統一運動に身を投じた大昔のことである。
困ること(最近の半島情勢)
困ることの第一は、北朝鮮が核兵器を保有することである。(すでに保有しているとの観測が大勢である。) 第二は大陸間ミサイルを保有することである。(現在、米国西海岸近くに到達する能力が推定されている。) 第三は第一と第二が合体することである。
彼国がこれら三枚のカードを同時に保有することは、東アジア地域を超える広域の安全保障状況を大きく変えることになる。北の指導者の得意が手に取るようにわかるが事態は単純ではない。まず東アジアの安全保障構造の土台を揺るがす。米・中・ロが保有、日・南・北が非保有で取れていた均衡が崩れる。半島は休戦中である。休戦とは脆弱な均衡にあるということで、核保有は目盛りを大きく動かし均衡崩壊を導き、開戦のリスクを高める。